「俳優になりたい!」そう思った瞬間のワクワク、ちゃんと覚えてますか?
でもいざ行動しようとすると、「何から始めればいいの?」「才能ないかも…」なんて不安がぐるぐる。
この記事は、そんなあなたのための“はじめの一歩”ガイドです。
経験ゼロでも大丈夫。
年齢も関係ありません。
夢を“ちゃんと現実にしていく道”を、一緒に見つけていきましょう。
俳優になりたいと思ったら、最初に知っておくべき3つの基本

俳優を目指すと決めたそのときから、行動は始まっています。
でもその前に、勘違いや焦りで道を間違えないために、ちゃんと押さえておくべき「基本」があります。
俳優になるまでの道のりをステップで理解する
俳優になるには、いくつかのルートがあるって知ってますか?
「劇団に入る」「芸能事務所に所属する」「養成所で学ぶ」「YouTubeで発信して注目される」など、今は選択肢がたくさんあります。
ただし、どのルートにも共通して言えるのは、“演技経験ゼロでいきなりテレビに出られる人はいない”ということ。
俳優になるにはどんな準備が必要か、さらに詳しい全体像を知りたい方は、以下の記事も参考になると思います。
👉 俳優になるには?必要な準備とステップを完全解説
基本的な流れは以下のようなステップです:
ステップ | 内容 |
---|---|
① 学ぶ | 養成所やワークショップで演技の基礎を身につける |
② 実践する | 小劇場や自主制作映画、朗読劇などに参加する |
③ 所属する | 芸能事務所や劇団に所属し、プロの現場へ |
④ オーディション | 映画・ドラマ・CMなどの役を勝ち取るために挑戦 |
⑤ 継続する | 結果が出るまで、地道に積み重ねる |
スタートラインに必要なのは「演技力」ではなく、「学ぶ意志」と「動く勇気」です。
顔・年齢・才能よりも大切な基準を知っておく
「やっぱりイケメンじゃなきゃムリでしょ?」
「もう若くないし…」
そんな思い込み、今日で終わりにしましょう。
俳優は“役を生きる仕事”です。
だから必要なのは、モデル体型でも、美形でも、若さでもありません。
一番大切なのは、「この人に演じてほしい」と思わせる“引力”があるかどうか。
その“引力”を生むのは、実はこんな力です:
- 観る人の心を動かす「表現力」
- 監督や仲間と一緒に作品を作る「コミュニケーション力」
- 自分を信じて続ける「持続力」と「メンタルケア力」
年齢や容姿を言い訳にするより、「今の自分にできること」をちゃんと磨いた人が、最後にちゃんと残ります。
高校生・大学生・社会人で始める場合の違いを整理する

年齢によって、スタートの仕方がちょっと変わってきます。
高校生・大学生なら
放課後や長期休みにレッスンを受けやすいので、演劇部や週末スクールから始めるのが◎。
特に大学生は、時間も自由に使えるぶん、集中して学べる最後のチャンスかもしれません。
社会人なら
仕事や生活との両立がカギ。
夜間スクールや土日ワークショップなど、自分の生活リズムに合わせた方法を選ぶのが現実的です。
実際に30代で俳優デビューして活躍している人もいます。
どの年齢でも共通して言えるのは、「始めるなら、早いほうがいい」ということ。
でも「遅すぎる」は思い込み。
やる気さえあれば、ちゃんと道はあります。
俳優になるために、今すぐやるべき5つの行動

「いつかやろう」は、たいてい一生やらない。
だからこそ、今日できる一歩を踏み出す人が、未来を変えていきます。
養成所や芸能スクールで基礎から学ぶ
演技の“我流”には限界があります。
まずは、プロから「基礎」を学べる場所を見つけましょう。
俳優の多くが通うのが、芸能事務所が運営する養成所や芸能スクール、専門学校です。
特に、以下のような違いを理解しておくと選びやすくなります:
種類 | 特徴 | 費用感 |
---|---|---|
養成所 | 芸能事務所と直結、デビューに近い | 年間20万〜40万円程度 ※月謝制 |
専門学校 | 演技全般を2年かけて学べる | 年間70万〜160万円 |
レッスン教室 | 単発・オンラインもあり自由度高 | 月5,000円〜1万円程度 |
「事務所に入りたい」「プロの現場で仕事がしたい」という人は、たとえば「テアトルアカデミー」などの事務所付きの養成所がおすすめです。
📎 参考:👉 テアトルアカデミー
自宅でできる演技トレーニングを習慣化する
お金も時間もかけずに始められる、最強の方法が「自宅トレーニング」です。
たとえば、こんなことから始めてみましょう:
- 鏡の前で表情の練習(喜怒哀楽を10パターンずつ出す)
- 好きな映画のセリフをなりきって音読
- 腹式呼吸や滑舌トレで発声の基礎を強化
地味だけど、ちゃんとやってる人が少ないからこそ差が出ます。
継続するコツは、「時間を決める」か「ルーティンに組み込む」こと。
無料体験レッスンや演技ワークショップに申し込む
「ちょっとやってみたい」「向いてるか分からない」なら、無料体験が入口にぴったりです。
最近では、以下のような無料・単発の機会も充実しています:
- 専門学校の体験入学
- 劇団の演技ワークショップ
- オンラインでのZoomレッスン
- 芸能スクールや養成所の体験レッスン
雰囲気が合うか、講師との相性はどうか、まずは現場を見てみるのが一番早いです。
参加すると「同じ夢を持つ仲間」に出会えるのも大きな刺激になります。
SNSや動画投稿で自分の表現を発信してみる
今の時代、「演技を見てもらう場所」は、舞台やテレビだけじゃありません。
- Instagramで1分の自作ショートドラマを投稿
- YouTubeで朗読やセリフ動画をアップ
- X(旧Twitter)で日常の一コマを表現する習慣を持つ
これ、自己満足じゃありません。
「演技を観てもらう→反応をもらう→改善する」って、最強の練習になります。
最近はSNSからスカウトされる俳優も増えているので、表現の場として活用しない手はないです。
たとえば以下のようなショート動画。
フォロワー数を見てもわかる通り、注目度の高さと自己発信の効果が一目瞭然です。
芸能事務所のオーディション情報を定期的にチェックする
「準備が整ってから応募しよう」と思っていたら、チャンスは一生来ません。
初心者OKの事務所オーディションは、意外と多いんです。
おすすめのチェック方法はこんな感じ:
- デビュー系雑誌(De☆Viewなど)のオーディション情報
- 事務所公式サイトの募集ページ(例:スターダスト、アミューズなど)
- オーディション専門サイト(narrow、デビューnaviなど)
書類応募だけのところもあるので、「写真+プロフィール」さえあればOKな場合も。
まずはエントリーして、経験を積むことが何より大切です。
俳優になりたい人がつまづきやすい落とし穴とその回避法

「やりたい気持ちはあるのに、なぜか前に進めない」
そんなときは、心の中にある“落とし穴”にハマっていないか見直してみましょう。
親に言えない・恥ずかしい気持ちで行動が止まってしまう
意外と多いのが、「親や友達に言えない問題」です。
「俳優になりたいなんて言ったら笑われそう」
「ちゃんとした仕事じゃないって怒られそう」
そんな不安、すごくよくわかります。
でも、ここで大切なのは「先に理解してもらおうとしない」こと。
まずは自分で動き始めて、結果や努力の姿勢で見せていくほうが、納得してもらいやすいです。
たとえば:
- 無料体験レッスンやワークショップに参加する
- 毎日発声練習やストレッチをする
- SNSで表現活動を始める
少しずつでも“やってる自分”を見せると、周りの反応も変わってきます。
詐欺的なスカウトや高額な契約トラブルに巻き込まれる
夢に飛び込むときほど、冷静さが必要です。
街中やSNSで「芸能界に興味ある?」と声をかけられ、高額な契約を結ばされたというケースは今も存在します。
その場の雰囲気に流されて、「やらなきゃチャンスを逃すかも」と焦らないこと。
こんなポイントを事前にチェックしましょう:
- 入所費やレッスン料が明確に公開されているか
- 「所属=即デビュー」と過剰に煽っていないか
- 契約前に書面をきちんと見せてくれるか
- 第三者に相談できる余地を与えてくれるか
少しでも「変だな」と思ったら、一度持ち帰ってOK。
あなたの未来は、そんなに急がなくて大丈夫です。
📎 参考:
👉 国民生活センターの注意喚起ページ
👉 政府広報オンラインの注意喚起ページ
調べるだけで満足して、行動に移せない自分を変えられない
ネットでいくら情報を集めても、「やった気」になったり、「上手くなった気」がするだけ。
気づけば「俳優になりたい人」のままで何年も過ぎていた…なんてことも。
でも大丈夫。
行動って、ほんの小さな一歩でいいんです。
たとえば:
- 今日、1分だけ発声練習してみる
- 鏡の前で表情10パターンやってみる
- 興味あるスクールを1つだけ調べてみる
- 演技勉強のために映画を1本観る
“動いた日”が、“夢の道の始発駅”です。
やらなきゃ始まらないし、やれば何かが変わります。
自分のペースでいいから、「今日なにか1つやる」を積み重ねていきましょう。
【まとめ】俳優になりたいと思った今こそ、動き出すタイミング

やりたいと思ったときが、“始めどき”です。
迷っている時間も大事だけど、動くことによって初めて、人生は進み始めます。
俳優になりたい気持ちがあるなら、まず一歩踏み出してみよう
俳優って、どこか遠い世界に感じるかもしれません。
でも、最初の一歩は本当に身近なところから始まります。
- 養成所の資料を1つ取り寄せる
- まずは1つ、養成所のオーディションを受けてみる
(※入所するかしないかは合格した後で考えてもいい) - 声に出してセリフを読んでみる
- 興味あるオーディションを見つけてブックマークする
- 今すぐ映画を1本見て演技の研究をする
これだけでも立派な“行動”です。
俳優は、夢を「語る人」じゃなく、夢を「生きる人」です。
まだ何者でもない自分に、スポットライトを当ててあげてください。
未来のあなたを演じられるのは、今のあなたしかいません。
さあ、今日から一歩。
応援しています。