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未経験から俳優を目指す人が最初に知っておくべきオーディションの話

海の女性 オーディション対策

演技なんてやったことない。
でも、俳優になりたい。
オーディション受けてみたいけど、これって無謀かな……。

そんなふうに立ち止まっているあなたへ。

未経験だからこそ知っておきたいオーディションの仕組みと、最初の一歩の踏み出し方をまとめました。

俳優オーディションは未経験でも受けていいのか

書類審査

まず最初に、あなたが一番気になっているであろうこと。
未経験でオーディションを受けるのは、場違いなのか。

結論から言うと、全然そんなことはないです。

応募資格を満たしていれば未経験でも問題ない

オーディションの応募要項をよく見てください。
年齢制限や性別、身長などの条件が書いてありますよね。
そこに【演技経験必須】って書いてなければ、未経験でも応募できます。
むしろ【未経験者歓迎】って書いてあるオーディションも山ほどあります。

応募資格をクリアしているなら、堂々と受けていい。
それだけのことです。

俳優は全員が未経験からスタートしている

当たり前の話ですけど、どんなベテラン俳優も最初は未経験者でした。
生まれたときから演技ができる人なんていません。

テレビで見るあの人も、舞台で輝くあの人も、みんな【初めてのオーディション】を経験してます。
緊張して、失敗して、恥ずかしい思いをして、それでも続けてきた人たちです。

未経験であることを引け目に感じる必要は全くないんです。
今のあなたと同じ場所から、みんなスタートしていますから。

俳優オーディションには種類があり向き不向きがある

布を持った女性

とはいえ、すべてのオーディションが未経験者向けかというと、そうでもありません。
オーディションにもいくつか種類があって、それぞれ求めているものが違うんです。

出演者募集オーディションが求めている人材の特徴

わかりやすく言えば「キャスティングオーディション
映画やドラマ、舞台などで【この役を演じる人を探しています】というタイプのオーディションですね。
これは基本的に即戦力を求めています。

撮影や稽古のスケジュールが決まっていて、すぐに現場に入ってもらう必要がありますし、一つの役を任せることを前提としてるからです。
台本を渡されて、その場で演技を求められることも多いです。というか、まず求められます。

未経験者がいきなりこのタイプに挑戦するのは、正直かなりハードルは高い。
もちろん絶対無理とは言いませんが、経験者と同じ土俵で勝負することになるので、それなりの覚悟が必要です。

芸能事務所オーディションで未経験が歓迎されるケース

芸能事務所のオーディションは、ざっくりと大きく分けて2パターンあります。

ひとつは【すぐに売り出す】ことを目的としたオーディション。
これも即戦力が求められるタイプで、ある程度の経験やスキルがないと厳しいです。
大手芸能事務所でも随時新人募集している事務所もありますけど、こういったタイプのオーディションが多いので、よほどの実力かよほどの魅力がないと難しいです。

もうひとつは【育てて売り出す】ことを前提としたオーディション。
こちらは未経験者が大半です。
所属してからレッスンを受けながら、時間をかけて育てていくスタイルですね。
芸能事務所に所属もするけど、直営の芸能スクールでレッスンを積みながら俳優としての実力と魅力を身につけていくタイプのオーディションです。

このタイプのオーディションなら、むしろ未経験であることがマイナスになりません。
むしろ、変な癖がついていない分、育てやすいと考える事務所も多いです。

即戦力を求めるオーディションと育成前提の違い

オーディションのタイプ求められるもの未経験者の難易度
出演者募集すぐに演じられる力かなり高い
即デビュー型事務所既にある程度のスキル高い
育成型事務所やる気と将来性低い〜普通
養成所・劇団学ぶ意欲低い

要するに【今すぐ必要】なのか【これから育てる】のか。
ここが大きな違いです。

未経験で挑むなら、育成を前提としているオーディションを選ぶのが現実的です。
焦らず、自分に合った場所を見つけることが大事になります。

未経験者が俳優を目指すなら王道ルートを知っておく

俳優養成所

じゃあ実際、未経験から俳優を目指す人はどういうルートを辿るのか。
もちろん人それぞれなんですけど、よくあるパターンをいくつか紹介します。

養成所や芸能スクールから始める人が多い理由

俳優を目指す未経験者が一番多く選ぶのが、この道です。

養成所や芸能スクールは、基礎からしっかり教えてくれます。
発声、滑舌、身体の使い方、台本の読み方……演技に必要なことを段階的に学べる環境が整っています。
講師は現役の俳優や監督、演出家なども多いので、オーディション対策はもちろん、現場での立ち振る舞いや、マナーなど、実践的なことも教えてくれます。

それに、同じ目標を持った仲間ができるのも大きい。
ひとりで悩むより、一緒に練習できる仲間がいるほうが続けやすいです。
僕個人的には、ここがすごく大きいと思います。
やっぱり「俳優活動のスタート」という大きなタイミングを同じように過ごした仲間というのは、戦友のようにいつまでも仲間なんですよね。
それぞれの道に進んだとしても、いつでも励まされ、力をもらえます。

そして、何より一番重要な点は、ほとんどの大手養成所や芸能スクールは芸能事務所としても機能してます。
だから入所と同時に事務所所属という形になるんです。
つまり、レッスンを受けながら実力がつけば、すぐにでも実際の現場に出るチャンスがあるということ。
これが養成所の最大のメリットです。

オーディション情報が入ってきやすいのも、こういう場所ならではです。

養成所や芸能スクールを検討するなら以下の記事も参考にしてみてください。

劇団所属で経験を積むという選択肢

小劇場系の劇団に所属して、舞台経験を積みながら成長していく人もたくさんいます。

劇団のいいところは、とにかく実践の場が多いこと。
稽古して、本番を迎えて、お客さんの前で演じる。
肌で感じながら身につけていく。
この繰り返しが何よりの勉強になります。

僕自身も養成所を卒業した後に小劇場系の劇団に所属していた時期があって、そこでの経験は本当に大きかったです。
台本を読み込んで、役を作って、自分たちで作品を作り上げていく過程。
失敗もたくさんしましたけど、そのぶん学べることも多かった。

ただ、注意しておきたいのは、劇団から直接映像の仕事が入ることはほとんどないということ。
舞台の経験は確実に積めますけど、テレビドラマや映画の仕事をしたいなら、劇団活動だけでは足りません。

実際、劇団での演劇活動だけで、何年経っても同じ場所にいるって人も少なくないです。
これ、本当によくある話で。

だから、もし映像の仕事も視野に入れているなら、劇団活動と並行して芸能事務所の所属オーディションを受けたり、一般公募されている出演者募集オーディションに挑戦したり。
自分から積極的に動いていく姿勢が必要になります。

劇団で基礎を固めつつ、外の世界にも目を向ける。
両方やることで、選択肢が広がります。

年代別に考える俳優オーディション 未経験の向き合い方

🎯 10代〜20代前半の場合

この年代なら、選択肢は多いです。
養成所、芸能スクール、劇団、どれを選んでも時間的な余裕があります。

未経験歓迎の事務所オーディションも、この年代をターゲットにしているところが多いです。
若さと将来性を買われる年代なので、積極的に動いてみるといいと思います。

🎯 20代後半〜30代の場合

この年代になると、養成所に通うにしても仕事との両立を考える必要が出てきます。
夜間や週末のレッスンがある場所を探すとか、短期集中型のワークショップを活用するとかオンラインスクールを検討するとか。

でも、年齢を重ねているぶん、人生経験が演技に活きることもあります。
社会人として培った観察眼とか、コミュニケーション能力とか。
未経験でも、持っているものは違うんです。

🎯 40代以上の場合

正直、この年代から俳優を目指すのは簡単じゃありません。
でも、不可能でもありません。

むしろ、この年代にしか演じられない役があります。
人生の深みとか、渋さとか。若い人には出せない味があるんです。

演技ワークショップや単発のレッスンで基礎を学びつつ、エキストラや小さな役から実績を積んでいく人も多いですけど、僕の養成所の同期には40代以上の会社員の人も何名かいました。
どんな道でも時間はかかりますが、焦らず続けることが大事です。

俳優オーディションを受ける未経験者が最初にやるべきことまとめ

逆光の日差しの中にいる女性

ここまで読んで、少しは道筋が見えてきたでしょうか。
最後に、未経験のあなたが今日からできることをまとめておきます。

自分に合ったオーディションの選び方と最初の一歩

☝️ まずは情報収集から始める

いきなりオーディションに応募するのもいいですが、まだ自分の中で明確に決まっていないなら、まずはどんなオーディションがあるのか調べてみましょう。

養成所のオーディション、芸能事務所のオーディション、劇団の募集。
それぞれ特徴が違います。
自分が何を求めているのか、どういう俳優になりたいのか。
そこを考えながら情報を集めると、選びやすくなります。

ネットで検索するのもいいですし、実際に養成所や劇団の見学に行ってみるのもおすすめです。
雰囲気を肌で感じると、自分に合うかどうか見えてきます。

☝️ 応募書類の準備は丁寧に

オーディションに応募するなら、履歴書(プロフィール)と写真が必要になることがほとんどです。

履歴書は、経歴がなくても大丈夫。
学歴や職歴を書いて、自己PRの欄に【なぜ俳優を目指すのか】を正直に書けばいいんです。
変にかっこつけるより、自分の言葉で書いたほうが伝わります。

写真は、できればプロに撮ってもらったほうがいいです。
スマホの自撮りよりも、ちゃんとした写真のほうが印象がいいですから。
ただ、最初は手持ちの写真でも構いません。
大事なのは、清潔感があって表情がわかる写真であることです。
何よりも「あなたらしさ」が伝わる写真を意識しましょう。

☝️ 未経験であることを隠さない

オーディションで【経験はありますか】と聞かれたら、正直に【ありません】と答えましょう。

無理に背伸びして、ちょっとレッスンに通っただけなのに【経験者です】なんて言う必要はありません。
嘘はすぐバレますし、そもそも育成前提のオーディションなら未経験でも全然問題ないんです。
ちょっと背伸びして【経験者です】なんて言うと、あなたに対するハードルが高くなるだけです。

むしろ【未経験ですが、本気で学びたいと思っています】という姿勢を見せるほうが好印象です。
やる気と素直さ。
これが一番大事です。

👣 小さな一歩を踏み出してみる

もちろん、行動力は大事ですし、勢いでオーディションを受けてみるのも経験になります。
でも、まだ不安なら、いきなり大きなことをしようとしなくていいんです。

  • 気になる養成所の資料請求をしてみる
  • 劇団の公演を観に行ってみる
  • 演技ワークショップに参加してみる
  • 映画や舞台をたくさん観て、演技を研究する

どれも小さな一歩ですけど、何もしないよりずっといい。
動いていると、次にやるべきことが見えてきます。

☝️ 失敗を恐れすぎない

オーディションに落ちることもあります。
というか、落ちるほうが多いです。

でも、それは【あなたがダメ】という意味じゃありません。
たまたまそのオーディションで求めている役柄とのイメージが合わなかっただけ。
タイミングや相性の問題です。
オーディションは【合否=優劣】ではないということを覚えておいてください。
これ大事です。

僕も散々落ちました。
数えきれないくらい。
ほとんどの俳優が落ちまくってると思います。
でも、落ちるたびに【次はどうしよう】って考えて、また挑戦して。
その繰り返しで、少しずつ前に進めました。

未経験だからこそ、失敗していいんです。
失敗して、学んで、また挑戦する。
それが成長につながります。

☝️ 仲間を見つける

養成所でも劇団でもスクールでも、同じ目標を持った仲間がいると心強い。
お互いに励まし合ったり、情報交換したり。
そういう関係が、長く続けるための支えになります。

僕が俳優を続けてこられたのも、仲間の存在が大きかったです。
苦しいときに愚痴を聞いてくれたり、一緒に稽古してくれたり。
ひとりじゃなかったから、乗り越えられた。
今だってそうです。
道は違っても、活躍している仲間の姿をみると「俺も頑張ろう」なんて力をもらいます。

だから、あなたも仲間を見つけてください。
同じ夢を持つ人と出会える場所に、まずは足を運んでみることです。

☝️ 自分のペースを大事にする

周りとなんて比べて焦る必要はありません。

20歳で始める人もいれば、30歳で始める人もいる。
養成所に通う人もいれば、独学でやる人もいる。
どれが正解なんてないです。

あなたのペースで、あなたの道を進めばいい。
早く結果を出さなきゃとか、もう遅いかもとか、そんなふうに考えなくていいです。

大事なのは、続けること。
やめないこと。
それだけです。

俳優を目指すのは、確かに簡単じゃありません。
でも、不可能でもありません。

応募資格を満たしていれば、未経験でも堂々とオーディションを受けていい。
未経験であることを引け目に感じる必要はない。
誰だって最初は未経験なんですから。

ただ、闇雲に突っ込むんじゃなくて、自分に合った道を選ぶこと。

養成所、芸能スクール、劇団。
どこから始めてもいい。
大事なのは、最初の一歩を踏み出すことです。

あなたが今立ち止まっている場所から、一歩でも前に進めますように。
今は未経験でも、これから羽ばたくあなたを応援しています。

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